「第11回白鳥省吾賞」優秀賞受賞

橋本詩音(はしもと しおん)さん

日本芸術学部 文芸学科3年・20歳

白く控えめな光が眼下に渦巻き、今、夜景に落ちていく。」今回優秀賞を頂いた詩の結びの一節です。題名は『さらば』。母の故郷である南魚沼市へ家族で帰省、その帰路の情景をメインに描いています。とにかく幼い時から好きだったのが、絵や文章を書くこと。読んだり歌ったりするのも好き。中学生になった頃からは物語も書き始め、高校時代には小説を書いて、文学関連の賞に二つ応募。受賞は今回の白鳥省吾賞が初めてです。自分の前に道が一つ開けた気がしています。まだ学生でアルバイトに励んでいる身としては、賞金10万円と副賞まで頂けたのも、この上ない喜び。副賞は白鳥省吾出身地(栗原市)の名産品、お米20kg・ブルーベリージャム・蜂蜜。大学近くのアパート住まいの私にとっては大助かりです(笑い)。

なかなか好きになれなかったのも有りました。私の場合、算数や社会。ところが、中一になってKGCに通い出すようになって、全く変わりました。見るのも嫌だったけどピーマンが大好物になるような大転換でした。何がそうさせてくれたのかと言えば、それは先生との出会い。数学のM先生の授業はどの単元の説明も本当に分かりやすい。だから出来るようになる。すると、おもしろくなる。熱のこもった口調でガンガンしゃべり迫ってくる。でも皆の顔の筋肉が緩む笑いが耐えない。肩や脳の筋肉までほぐれるせいなのか?勉強の中身がスムーズに頭に入っていく感じでしたね。社会のF先生の場合は、そのパフォーマンスが今でも鮮明に思い出されます。歴史の授業は、、芝居有り・歌有り・洒落交じりの語呂合わせ有り。とてもリアルに響いてくる。個性的で衝撃的でした。

好きなものが増えると、自分の世界が確実に広がっていきますね。想像力や創造力も、その分違ってくるんじゃないでしょうか。「詩音」という名前は、父がつけてくれたのですが、詩や音の世界でこれからもっと羽ばたけたらと思っています。