両親に青いバラを贈りました

吉川亮(よしかわ りょう)さん

横須賀高校・早稲田大学教育学部卒 現在サントリービジネスエキスパート勤務

青いバラの花を世界で初めて開発した企業グループに勤めています。最近話題となったその新しい花事業のほか、酒類・飲料・食品・スポーツなど広範な事業を展開する企業体の社員です。目下の所属部署は包材開発部。会社のメイン商品であるウィスキー・ワイン・ソフトドリンクなどの容器の調達が主な業務です。私が担当する紙容器だけでも年間使用量は5千万個以上、形や材質も様々。容器開発や各商品の販売数を予想しての発注数の見極めやコスト計算、発注先との価格折衝などにあたっています。仮に1個1円のコスト変動でも、年間にすると5千万円以上の差が出るので、責任重大です。でも、その分やりがいも感じますね。いろいろな人との関わりが多いのも今の仕事の魅力です。

教育学部出身者がなぜ今の仕事…?高校時代までは確かに教員志望でした。その進路がカーブしたきっかけは二つあります。一つは、学園祭の実行委員を大学1年から3年間務めたこと。早稲田祭期間中(2日間)の来場者は約15万人。毎年1年間かけて準備します。その間、催し等を企画・立案し、核サークルや企業・商店・団体との折衝や打ち合わせを行い、当日の一切を束ね・運営していくのが実行委員の役割でした。二つ目は大学のゼミが経済地理学で、卒論のテーマが「商店街の変遷」だったこと。興味・関心・活動の中心が、次第に教育の分野から企画開発やマーケティングに移っていきました。そして、その実行委員活動やゼミの勉強を通して、「人間関係の潤滑油になってくれているのはお酒じゃないかな?」と、ある時ふと思ったんです。ゼミの先生がよく酒に誘ってくれたこともありますし、僕も決して嫌いなほうじゃないんで。まあ、そんな訳で現在に至っています。

新しいことや、レベルの高いことにどんどんチャレンジしていくマインドを培ってくれたのは、KGCだったかもしれません。中学時代にハイレベル講座を受講した時は、ほんとに燃えて勉強しましたね。難しければ難しいほど血がたぎる。できないと悔しいし、周りのライバルにも負けたくないし。深く広く勉強することで、知的要求が満たされる喜びも大きかったのだと思います。

社会に出てみれば、そこはもう未知のことだらけ。難儀だけれど怯むんじゃなくて、やっぱり挑むしかない。学習も仕事も同じです。