黒船来航の地から、謎の海へ
仲野 希望(なかの きぼう)さん
県横高卒、アラバマ州立サウスアラバマ大学地球科学部気象学科専攻
アメリカモービル市在住、22歳

「なぜ、アメリカフロリダ沖の三角海域で船や航空機の遭難が多いのか?バミューダ海域には、一体何が潜んでいるのだろうか?」そのバミューダトライアングルの謎を解き明かしたい! そのために、アメリカに渡って気象学の研究をする。黒船来校の地「浦賀」に生まれ育ち、中学生になった頃抱いた僕の夢です。普通なら覚めてしまう夢なのでしょうが、好奇心が強く、熟考する前に先へ先へと進んでしまうキャラのせいなのかもしれません。高卒後願望通り、その海域とは目と鼻の先のサウスアラバマ大学に進学、気象学を専攻しています。もっとも、現在の研究は、いたって地道。気象観測を基に大気現象を解析したり予測したりする「総観気象学」なるものです。SF小説やドラエモンなどのアニメに描かれるバミューダトライアングルの謎解きとは、だいぶかけ離れています。答は簡単に出てきません。だからと言って頭の中に燈った夢が消えているわけではありません。自然界の現象に一つ一つ対峙し探求することが、未知なる世界へと迫ることに他ならないからです。
塾での勉強も現在の研究も、今考えて見れば全く同じ。日々の地道な積み重ねこそが、目指す頂へと自分を導いてくれる。KGC時代には、国語に強いY君、数学だけには強いK君・・・と、いい意味で張り合っていました。特に模試の成績上位者ランク。部活の試合やTVゲームをする感覚で、どちらが上になるか、こだわっていましたね。「教室の消灯時間になったから帰宅!」と室長先生から声がかかるまで、いつも最後までスクールに残って勉強していたのもその仲間達でした。
ケニア・フランス・サウジアラビア・韓国・インド…と、いろいろな国から集まってきた多くの仲間達。学友との切磋琢磨の中で、自分の中に新しい何かが生み出されつつあります。
[ 2008-02-01 ]


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