夢を現実にするのは、「本気体験」

橋本 直明(はしもと なおあき)さん

県立横須賀高校卒・現在山形大学医学部5年在学、23歳

橋本直明さん
お医者さん。それは幼い頃からの憧れでした。なぜって?理由はいたって単純明快。自分が病気になったときに、苦しみと不安から確実に救ってくれたから。ある種スーパーマンのような特別な存在に感じていたんじゃないかと思います。憧れであった医師の道に進もうと、現実的に考えるようになったのは高校入学後。やはり、兄が東北大医学部に進学した影響が大きかったですね。難関といわれる医学部だって、やれば自分にだって合格できるんじゃないかと。でも、現実はしばしばそんなに甘くはない。模試の医学部志望校判定は、最初からずっとE判定つづき。それでも、決して志望は変えませんでした。「必ず合格してみせる」の一念。特に高三になってからは、文字通りの必死の勉強。その甲斐あって高三の後半になってようやくC判定・B判定へとアップ。そうなると、最後はもう執念。執念が塊となって結果を生み出したように思います。

医学部の勉強を始めて5年目の今、臨床実習の真っ最中です。内科・外科・脳神経外科・小児科・整形外科・・・と大学付属病院すべての科を2週間ずつ実習。今までの講義や書物で学んだ「座学」を臨床で役立てる、言わば実戦の勉強。医学の進歩とともに要求される膨大な知識量はもとより、判断力・精神力・体力も生半可では務まりません。あの時の受験勉強と比類されるハードさです。

悩む暇を与えないほどの、活気ある勉強を体験した最初はというと、兄も通っていたKGC。特にO先生の数学は、教わったことは必ずマスターしなければならない雰囲気が充満。学習量も質も要求が高く、本気になって勉強する姿勢や習慣が培われました。その中学時代の勉強こそが糧となって、ずっと今に繋がっている気がします。