「同姓同名!?」が、いつも話の始まり

高橋 尚子(たかはし なおこ)さん

横浜雙葉中学高校卒・早稲田大学政治経済学部4年
今春大手出版社入社予定、23歳

高橋尚子さん
シドニーオリンピック金メダリストの高橋さんと同姓同名なんです。就職試験の面接でも必ずと言っていいほど、話題にされましたね。マラソンランナーの彼女は、自分の一番好きな陸上競技の道へと進み、トコトン走って世界一までになった人。私の場合はというと、大学卒業後の進路をどうするか?実はずいぶん迷いました。大学は経済学専攻でしたから、最初は金融や商社などをメインに就活。でも、どうしてもしっくりこない。そんな時、父からのアドバイスもあって、「自分は本当は何が好きで、何をしたいのか?」と改めて自問自答。

たどりついた結論は洋服や小物などのファッションに関わる仕事。小学生の頃からの自分のこだわりというか、興味・関心の的。アルバイトに選んだのも、アパレルショップ。愛読雑誌と言えば「CanCan」「AneCan」「Oggi」。女性ファッション誌を読むと、私の場合は気分が上がります。文章を書くのも好き。そんなことが頭のなかに巡ったとき、もやもやしたものが吹き飛びました。それからの就職活動は、ファッション誌を発行する出版社だけ。今は、四月の入社が待ち遠しいです。

中学受験のために三年以上通ったKGC。受験間近の冬期講習のある日の昼食時間、近くの席のN君が、水筒から何やら見慣れぬカルピスのようなものをキャップに注いでいる。中には白い粉々が混じっている。一体何なの?と聞くと、風邪をひいて食欲不振になったので、おかあさんが「おかゆ」にしてくれたのだという。子ども心に、親の想いというものを感じさせられましたね。うちは「おかゆ」ではなかったですが、母親が一日も欠かさず駅まで送迎してくれていました。

私も社会に出たら人のモチベーションを上げられるような仕事ができたら・・・と密かに思ったりしています。あの「おかゆ」を作ったお母さんや偉業を成し遂げた高橋尚子さんのように。