【中学入試】 2011年私立中学入試概況
中学入試受験者減少!
今春中学入試の実受験者数は、一都三県で50,000名は切らないものの、昨年の54,000名を確実に下回りました。さらに一人当たりの出願校数も昨年よりさらに減っています。深刻な経済情勢の下,出願校を絞り込んだ受験生が増えたことを窺わせます。また一部実力校や人気大学の付属校など例年以上の志願者を集めるケースが目につく一方,思ったように志願者が集まらず定員割れする中学も出ています。保護者・受験生が厳しい志望校選びをしていることが見て取れます。
女子校応募者数減・共学校人気急上昇
日本大学は2回の受験合計で昨年より1,172名増,山手学院も昨年の大幅増に加えさらに222名増加等々、今春では共学校の応募者数増が非常に目立ちました。逆に女子校は軒並み応募者数を減らしています。しかし、難関女子校は微減に留まり、難易度自体が易化したわけではありません。この共学校人気は来春も続くと予想されています。
受験回数増設
神奈川県では今春7校(関東学院・関東六浦・湘南学園・日本大学・聖園女学院・横浜女学院・横浜創英)が受験回数を1回増設しています。受験回数を増やしても全体の募集人数は昨年と変わらないため,受験日によっては募集数が減り,倍率が昨年を上回り難化するケースもありました。出願に当たっては募集期間最終日まで,各受験日ごとの動向を注意深く見ていく必要があります。
大学附属校人気衰えず
中央大学横浜山手は、昨年に続き応募者増となっています。2013年には港北ニュータウン,センター北駅徒歩5分の位置に校舎移転が予定され,共学校になることと相まって,人気上昇は止まりません。また、日大藤沢・関東学院・関東六浦・慶応義塾普通部・法政二中・日本女子大附属なども応募者数を増やしており、この大学附属人気は来年度も続くものと予想されます。しかし、青山学院との提携で昨年注目を集めた横須賀学院は、今春は全受験合計で506名応募者数を減らしました。難易度が上昇したことにより受験生が敬遠したものと推測されます。
横浜市立南高校附属中学校開校
2012年に横浜市立南高校附属中学が開校します。また2014年度には市立川崎高の中高一貫校も開校し今後中学受験の環境は大きく変わってきます。また、東京都立の白鷗高校が今春初めて6ヵ年一貫の卒業生を出しました。この学校の大学合格実績で、より受験者数が増える可能性もあり注目されています。
[ 2011-04-18 ]


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